アトピー性皮膚炎

寝込むほどに酷いアトピー性皮膚炎が改善〈38歳 男性 会社員〉

病名:アトピー性皮膚炎(日本皮膚科学会による重症度:最重症)

Q1:当院にいらしたときは、どのような症状でしたか?

慢性のアトピー性皮膚炎で症状が全身にあり、日々症状が変化するため、生活が困難な時も。(症状が悪い日は、一日寝たままで動きが悪い)

Q2:今までの対処法はどのようなものでしたか?


漢方による治療(煎じた漢方薬と煮出した漢方風呂の入浴)

Q3:当院に通院するようになって、どのような改善がありまあしたか?

最初の1か月は、週2回ペースで通院。その頃は大きな変化はありませんでしたが、2~3か月経過後、調子の悪い日が少なくなり、体の赤味も部分的になってきました。

4ヶ月以降は週1回ペースで通院しました。体調の波の変動が少なくなり、皮膚が剥がれ落ちることもどんどん無くなってきました

現在は、赤味もほとんどなく、肌に水分と一体感を感じることができる良い状態です。

Q4:他院の治療と比べて、当院の鍼灸治療はいかがでしたか?

以前の漢方治療が長時間の入浴など生活に制約が出るものだったのですが、鍼灸による治療は、60分前後の治療を症状に応じて週1~2回、3回と受けることで良くなっていったので大変良かったです。あと針といっても全く痛くないです。

今までの治療では、治療を始めた初期は良くるのですが、しばらくすると悪くなっていました。
こちらの治療はそのようなことが無いのが大きな違いです。

Q5:てらしま鍼灸治療院をどのような人に薦めたいですか?

アトピー性皮膚炎は、私も含め、色々な治療を試してきて、なかなかうまくいっていない方が多いと思います。アトピーが鍼灸(針)で良くなると不思議かもしれませんが、ぜひ治療を受けて欲しいと思います。(私も最初は「アトピーが針で?」と思いました。)

<院長のコメント>

当鍼灸院へいらしたときの状態は、ステロイド軟膏は使っておらず顔から足まで全身にある皮膚の湿疹はひどく、かゆみで弱った皮膚を掻くために傷からは黄色い汁が出ていました。皮膚は赤くボロボロと剥がれ落ち、大分辛そうでした。子供の頃から病院で治療を受けており、これまでも大きく分けて3つの治療法をされてたようです。

①皮膚科でのステロイド治療
②皮膚科でのステロイド以外の軟膏治療
③病院での漢方治療

その他にも、巷で流行っている様々なスキンケア用品も使っていたとのことでした。

①皮膚科でのステロイド治療
幼少期から30歳くらいまではステロイド治療だったようです。ステロイドを塗ると肌はキレイになるものの、根本的な解決にならないと思われ脱ステロイドを決意されたとのことでした。

②皮膚科でのステロイド以外の軟膏治療
脱ステロイドを決意され、ステロイドを使わない皮膚科へ行かれたそうです。ステロイドを止めたことで、最初はリバウンドに苦しみながらもステロイドを止めることができたとのことでした。病院独自の軟膏でもある程度効果はあったものの、上手くいかなかったようです。

③病院での漢方治療
これまでの経過からステロイドや鉱物を使った薬は使いたくないと思ったそうで、漢方薬を専門に扱っている医院へ変えたそうです。

治療は、煎じ薬、塗り薬、自宅での漢方風呂を毎日行っていたそうです。

処方の仕方は東洋医学的な診察は全くせず、「この時期のアトピーにはこの漢方薬」というように、その医院の先生独自の処方手順によって薬は出されていたとのことでした。

この漢方医院では漢方というものの、患者さんの体を東洋医学独自の診察法でしっかり診て処方をするということはしていなかったので東洋医学とはほど遠いようです。

これまでの治療歴を伺っても、どれだけアトピーに悩まされていたかが分かります。

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